AIU保険会社は2006年11月1日より、個人向け火災保険の商品改定に伴い、喫煙による火災リスクを細分化した保険料体系を構築し、火災保険としては業界で初となる「ノンスモーカー割引」を導入すると発表しました。
「ノンスモーカー割引」は禁煙志向の高まりを考慮し、建物内での喫煙に起因する火災での損害を補償から除外することにより保険料を割り引くもので、最大9.6%の割引になると新聞等の記事では知らせています。しかし、AIU社の発表を詳しく見ると、この9.6%は火災危険に関してのみの割引率で、実際には火災危険以外の風水災、水漏れ、盗難等による補償全体に対する全体としての割引率は約3%としています。
この割引は、契約時に被保険者(事故時に損害を被る人)、または被保険者の同居の親族による喫煙が起因となる火災の補償を対象外とすることを希望する場合に任意で付帯する特約です。また、火災発生の原因が来訪者等の喫煙や放火等の第三者の喫煙がもとで起きた場合は保険金の支払対象となるようです。
保険金不払い事件で複雑になりすぎ、自動車保険を筆頭に損害保険業界では特約の見直しが図られ、自動車保険を中心に特約を減らし簡略化が進められていますが、火災保険は新商品を含め各種割引、特約が今後もたくさん出てきそうです。さらに、自動車保険と違い今現在では保険各社によって、補償内容、特約に結構な違いがありますのでご契約の際は自分にあった火災保険の補償内容、割引を見極めるよう注意が必要です。



































