新たに新築の住宅を購入する際に、「火災保険は比例てん補、という査定方法があります。2000万円の査定がある建物に1000万円しか保険をかけなければ、実際の損害額の半分しか保険が支払われない」という説明を受けましたがよく理解できなかったので詳しく教えて欲しいという質問がありました。
これは、火災保険(住宅総合保険・店舗総合保険等)の比例てん補のことです。時価額6,000万円の建物に半分の3,000万円に相当する分しか保険を掛けなかった場合、保険金(支払額)もそれに比例し減額しましょうというもので、支払保険金=損害額×保険金額÷物件価格×80%という計算式になります。この場合、全焼してしまうと1,875万円しか支払われないということです。
これは保険料負担の公平を保つための規則で、例えば6,000万円の価格の家にAさんは6,000万円の保険金額(支払い限度額)の保険を契約し保険料180,000円を払い、Bさんは同じ6,000万円の価格の家に3,000万円分の保険金額しか掛けず90,000円の保険料を支払いました。双方同じ1,000万円の部分損害の火災が起き、両者1,000万円を受け取るのは不公平ということです。
ただ、最近では保険の自由化によりこの「比例てん補」を適用しないで3,000万円の保険金額の保険に加入していれば価格がいくらであれ3,000万円までは保険金が支払われる保険が各社から販売されています。保険料は比例てん補が適用される保険より若干高くなります。
また、再調達価格(建物が全焼した時の再建築費用)6,000万円、時価5,000万円の家に1億円の保険金額の保険をかけて(超過保険)、全焼になってしまった場合、再調達ベースで火災保険をかけている場合は6,000万円が、時価ベースで保険をかけている場合は5,000万円しか保険金は


































