125 生損保各社が保険用語をわかりやすい言葉へ

更新日:2007/12/03

 生損保各社はユーザーにとって難しい保険用語を見直し、なるべく一般的な言葉に書き換える動きが活発化しています。

 保険金不払いや保険料の過払い問題を期に、お客様にとってより信頼を受けられるよう、契約に係わることから保険金請求、顧客対応にいたるまで多枝にわたり見直しをしおり、パンフレット、保険約款等お客様が目にする書類の難しい保険用語を、一般の人によりわかり易い表現を使い、不祥事解消、信頼回復の一環にしたいようです。


 例えば、「保険の目的」は「保険の対象」、「担保」を「補償」、「免責事由」を「保険金を支払わない場合」、「被保険者」を「補償の対象となる方」等の一般的な言葉に置き換え、絵や表を増やすことにより、保険になじみのない人にも理解しやすいようにします。

 このコーナーの46「保険用語いろいろ」でも説明しているように、この頃(2002年2月)既に保険用語のわかり難さを私は指摘しているわけですが、少々、気の利いた代理店等であれば、もう何十年も前から保険会社の作るわかり難い書類を、そのまま使うのではなく、独自の見積、企画書を使っていました。

 しかし10年くらい前から、保険会社はこれらの独自文書を「説明不足でコンプライアンス違反の恐れあり」と基本的には認めていません。しかも、ここ数年その傾向、更に厳しいものとなっています。理店の行為で会社が責任を追及されるのを恐れるからなのでしょう。お客様本位ではなく、自社の利益・都合が先にたっていると言わざるを得ません。少しでもわかり易い説明をしようと努力している人たちの、足を引っ張っていることにも気付いて欲しいのですが?