日本損害保険協会は、損害保険各社が2007年11月に保険金を支払った事案(車両盗難825件、車上ねらい3,138件)の詳細を公表しました。この調査は2000年に実施して以来、今回が9回目となります。昨年度の傾向として、ミニバンと軽自動車の被害が増加しており、昨年目立ったのはハイエースの被害が拡大でした。特にミニバンの被害が顕著の一方、RV車の被害は減少傾向にあるとしています。
2003年から4年連続、盗難被害がワースト1だったランドクルーザーは作年度ワースト5と減少した一方、ハイエースが全体の16.2%で1位になりました。イモビライザーの装着が盗難台数に影響しているとされています。ハイエースは海外でも人気が高く、イモビライザーの付いてない盗難し易い車種として、集中的に狙った窃盗団が検挙されているということです。
車上ねらいでは、20万円を超える被害は約6割に達し、10万円を超える被害は9割を超えています。全体としては
10~30万円に集中しており、被害は高額になっているようです。
これらの対策として、車両盗難は防犯対策の施されている駐車場の利用すること、市販の盗難防止装置の活用を上げています。カーナビ盗難防止対策として車外から見えないようにカバーをかける、持ち運びができるタイプは駐車時には自宅に持ち帰る、カーナビを取り付ける際には盗難防止対策を施した特殊ネジを使用して取り外しを困難にすることなどを上げています。
盗難被害の44%が屋外の契約駐車上であっているとしています。警視庁の発表では3割がキーを付けたままの状態で盗難被害にあっており、コンビやガソリンスタンド等「直ぐに戻るから」「自分の車は高級車じゃないから大丈夫」と安心してはいけません。
一昨年の盗難傾向(NO99)でも書きましたが、市販のアナログなハンドルロック装置とかアクセルやブレーキを踏めなくする数千円くらいの盗難防止装置でも結構な効果があるようです。最近の傾向として簡単に盗難できる物が狙われていますので、どんな車でも安心せずに複数の対策を施すことが有効です。また、対策防止対策を施していることを、盗難しようとする相手に判るよう目立つようにすることも効果的といわれています。



































