
アメリカでゴルフコース建設の黄金時代であった第一次大戦の終了から1929年の金融恐慌までには、何人もの名設計家が活躍した。その中でも、一際目立った個性的な設計家がA.W.ティリングハストである。アメリカのコース設計史上、最高の設計家と云われている。
このサマセット・ヒルズはティリングハストの作品の中でも専門家の間では評価の高いものである。バルタスロールやウィンギッド・フットのように全米オープンの開場に使用されないため、日本人には馴染みが薄いが、素晴らしいコースの出来栄えである。かつて、女子アマの英・米対抗戦であるカーティス・カップの開場に使用され、その全貌がゴルフ雑誌に紹介され、改めてゴルファーの間で話題となった。
18ホールの全てが、見事な出来栄えであるが、特に2番パー3は有名である。スコットランドのノースペリック15番パー3をモデルとする「レダン」ホールであるが、このホールはアメリカの著名な設計家が一通り模倣している。しかし、このサマセット・ヒルズの「レダン」は本物以上と云われている。写真はその名物ホールをティーから写したものである。
























