35 セント・アンドリュース・オールドコース

更新日:2008/03/10

セント・アンドリュース・オールドコース
 セント・アンドリュースのオールドコースはゴルフの総本山として世界のゴルファーの間で神聖化されている。ゴルフ発祥の地とされているが、これに対し異論も多々ある。しかし、現存するゴルフコースの中ではエディンバラの東にある9ホールのコース、マッスルバラ・オールドリンクスと並んで最も古いものであることは確かである。


 現在ロイヤル・アンド・エインシェント・ゴルフクラブ・オブ・セント・アンドリュースと呼ばれ、ゴルフルール、ゴルフ道具の基準、全英オープン・トーナメント等をコントロールしているゴルフクラブは、公的な色彩を持っているが、純然たるプライベート・クラブであり、セント・アンドリュースの街に委託されて、このオールドコースも管理している。(写真の左の建物が有名なクラブハウス)

 オールドコースは当初、帯状の12ホールを往復して、22ホール(両端の2ホールが1回だけ、中間の10ホールが2回使われて、合計22ホール)で競技に使用されていた。クラブの出来た1754年から10年後の1764年に最初の4ホールが2ホールに作り変えられ、全体が10ホールとなり、しかも中間の8ホールのグリーンが2つのホールにきられて16ホールとなり、両端の2ホールと合計で18ホールとなった。これが、ゴルフコースが18ホールとなった理由である。

 その後、1850年頃、全体のフェアウェイとグリーンの幅を広げて中間のホールの間隔を長くし、同時に17番グリーンが1番グリーンから切り離された。かくして、最も難しいと評判の17番「ロード・ホール」が出来上がった。このホールでは全英オープンが行われるたびに新しいエピソードが生まれている。このホールの設計者はオールド・トム・モリスの親方であったアラン・ロバートソンであったと云われている。