36 ノース・ベリックGC(ウェスト・リンクス)

更新日:2008/03/15

ノース・ベリックGC(ウェスト・リンクス)
 ノース・ベリックGCは1832年の設立で、スコットランドのゴルフクラブの中でも古い部類に入る。イーストとウェストの2つのリンクスコースを持っているが、ウェストが断然有名である。イギリスで産業革命による社会構造の変化も完了して、一時衰退していたゴルフも19世紀の半ば頃から復活してきた。

この時流に乗ってロンドンからのリゾート客を集めたのがノース・ベリックの街であるが、ゴルフリンクスはそのアトラクションの中心となった。

 コースは自然が造り上げた形状をベースに何人もの手が加えられて現在の姿となったが、最も重要な人物は、デイビッド・ストラスである。彼はセント・アンドリュースで弁護士事務所で書記を務めていたが、ある時期からプロゴルファーに転向。スコットランドのゴルフの歴史で最強のプレーヤーと云われるヤング・トム・モリスを向こうにまわし、最大のライバルと云われていた。

 18ホールの中には、グリーンが石の塀で守られた"ピット"(13番パー4)、セカンド・ショットで海辺のグリーンに向かって打ち降りる"パーフェクション"(14番パー4)、世界的に有名な"レダン"(15番パー3)等、名物ホールのオンパレードである。特に"レダン"はアメリカの名コースの至る所で真似されている。コースの持つユニークさは、西のプレストウィックに並んで東のノース・ベリックがゴルフ界で注目されている。写真は"パーフェクション"のグリーン。