
1744年設立で、スコットランドで最古の歴史を誇るゴルフクラブ、ジ・オナラブル・カンパニー・オブ・エディンバラ・ゴルファーズのホームコースである。建設は1891年にセント・アンドリュースの顔であったオールド・トム・モリスの設計によるものであったが、コースの評判が芳しくなく、1926年に当時、世界のコース設計界で第一人者であったハリー・コルトに依頼して全面改造を行った。コースの特徴はアウトとインの9ホールづつが独立したループを形成しており、アウトが時計の針と同方向に外側を、インが逆回りに内側を回る設計となっていて、ホール毎に風の方向が変化するという設計上の妙が隠されている。
最初の全英オープンは1892年に開催され、イングランドの名門クラブ、ロイヤル・リパブールのメンバーでアマチュアのハロルド・ヒルトンがなみいる強豪プロを抑えて見事な優勝を遂げている。以後、このコースは歴史に残る強いゴルファーにのみ、各々、全英オープンでの最初の優勝を経験させている。それは、1896年のハリー・バードン、1901年のジェームス・ブレイド、1959年のゲーリー・プレイヤー、1966年のジャック・ニクラウス、そして1987年のニック・ファルドである。
このクラブが極端に閉鎖的であることは有名な話であるが、これはその設立がフリーメイソンによるものであったことを考えれば、至極当然といえよう。


































