
そんな新しい環境の中で、トライアンビレートの一人であったブレイドはコース設計で有名となり、多くの名コースを残している。
グレンイーグルス・ホテルはスコットランドのゴルフリゾートでは、西海岸のターンベリー・ホテルと肩を並べる高級ホテルである。所有しているコースは、ターンベリーのリンクスに対して内陸コースの雄で、特にキングスコースはスコットランドを代表するものとされているが、これこそジェームズ・ブレイドの傑作中の傑作とされている。しかし、このコースの設計はプロのジェームズ・ブレイドと当時イギリスでアマの世界で第一人者であった、C.K.ハチソンとの共同作業というのが事実である。この後、二人は独立した設計の道を別々に歩むことになるが、共にイギリスの歴史に残る名設計家となった。二人の共同設計では、この他に全英オープンの会場となり、スコットランドで最も難しいとされるヤーヌスティーの改造が有名である。
このグレンイーグルスのコースは遠方にスコットランド特有の雄大な山並みを見る盆地に造られており、各ホールの周りは海岸のリンクスに似て砂地特有のヘザーとゴースに包まれている。ヘザーは盛夏に小豆色の花をつけてフェアウェイの両サイドを美しく飾ってくれるし、ゴースは初夏に黄色い花でコースを別世界に造り変えてくれる。リンクスには見られない、また格別の雰囲気をかもし出す。

































