
1つが全英オープンを5回制し、後にプロゴルファーとして最初にR&Aの名誉会員に選ばれたジェームス・ブレイドの故郷イーリーのリンクスである。その両隣に土地を接して2つのコースが存在する。この2つを別けているのはスコットランド特有の石の塀(マイルズ・ダイク)である。珍しい光景であるが、その理由はこの2つのリンクス、それをホームコースとしたゴルフクラブの歴史にある。
この一帯では1820年よりインナーレーブンGCが9ホールのコースでプレーを開始した。そして、ほぼ同じ場所で1846年以来続くレーブンGCがプレーしていた。このような背景の下、1868年に、クラブの合併と新設で新しくレーブンGCとランディンGCが誕生し、各々独立のクラブハウスをコースの両端に建設して、同じ18ホールのコースを使用することとなった。この18ホールはオールド・トム・モリスの設計であった。その後、ゴルファー数の増加から、1909年にコースの中央部を遮っていた石の塀を境として、各々のクラブが独立した18ホールのコースを建設して再出発することとなったのである。
石塀の東側にジェームス・ブレイドの設計で造られたのがこのランディンGCである。フォース湾の南の対岸にはエディンバラの街、ガランの丘、ミュアフィールドやマッスルバラのリンクスを望むことが出来るが、何とも云えない絶景である。写真は右にレーブンのコースとの境界線となる石塀(マイルズ・ダイク)が確認できる。



































