53 ウエスターン・ゲイルズ・ゴルフクラブ

更新日:2008/06/06

ウエスターン・ゲイルズ・ゴルフクラブ
 グラスゴーの南にはロイヤル・トゥルーン、プレストウィック、ターンベリー・ホテルのエイルサ・コースと全英オープンの会場となった有名コースが並んでいる。このウエスターン・ゲイルズは、これら3コースの北にあるリンクス・コースである。


すぐ北隣にはグラスゴー・ゴルフクラブが所有するグラスゴー・ゲイルズのリンクスがあるが、この隣接する2つのリンクスは普段は内陸コースに馴染んでいるグラスゴー近辺のゴルファー達にとっては、特別の意味を持ったコースと云ってよい。特に、雨季となる冬場は、内陸コースと違って足元がぬかるまず、快適である。しかし、この場所はアイリッシュ湾から吹き付ける寒風がことの他に強く、ゴルフゲームを一段と難しいものにしている。

 冬場の風の強さは凄まじく、海岸の砂丘も吹き飛ばす程で、クラブはこの強風対策で苦労してきた。海岸の砂浜とコースの境に何本もの木の杭を打ち込んで風によるダメージを食い止めてきたが、内陸コースでは考えられないコース管理の手間である。

 隣のグラスゴー・ゲイルズは裕福な会員が多く、コース設計をマッスルバラのウイリー・パーク・ジュニアに依頼したが、このウエスターン・ゲイルズは資金不足でコース管理のグリーン・キーパーが仕事の合間に現在のコースの姿を形造ったと云われている。しかし、出来栄えはこちらのほうがはるかに高い評価を受けている。

 全英オープンがロイヤル・トゥルーンかターンベリーのエイルサで行われる場合は、このコースが最終予選の会場として使用されている。また、英米女子アマチュアの対抗戦であるカーティス・カップも開催された歴史を持つ。写真は砂丘に囲まれたグリーンを写している。