
スコットランドの西海岸では、グラスゴーの南から始まって、全英オープン発祥のプレストウィックへ至る地域の海岸線が中心的な場所となる。しかし、このサザーネスのある場所はその一画よりも更に南に下ったところで、イングランドとの境もすぐ近くである。好天の日にはアイリッシュ湾の中央に浮かぶマン島が視界に入ってくる。
コースは足場の悪い北端のロイヤル・ドーノック、キンタイヤー半島の先端に位置するマクリハニッシュに比べれば訪問しやすいが、他の有名コースから離れていて、その点は上記2コースと同じである。設計は第二次大戦後ターンベリー・ホテルのエイルサ・コースの復興で名設計家ぶりを示したマッケンジー・ロスの手による。彼は、20世紀初頭に活躍したケンブリッジ大学出身の弁護士設計家トム・シンプソンの愛弟子で、美に対する感度の高いことで有名であった。
サザーネスはリンクスの象徴であるヘザーとゴースに囲まれた牧歌的な海岸に造られており、初夏から秋口までは別世界のような美しさである。
イギリスの中でも本当のキーン・ゴルファー以外あまり訪問していないが、コース・ランキングでは、リンクスの中でも高い位置を占め続けている。写真からもヘザーの美しさが理解できよう。




































