
ヘザーに覆われたヒースランドの地は白樺や松の大木に包まれており、全てのホールが他のホールと完全にセパレートされている。目に入るものは、周りとの美しい樹木の他は、時々視界に現れては走り去る野生の鹿か美しい声でさえずる野鳥の姿である。
クラブでは1930年代に入って近辺でゴルフコース建設の仕事をしていたジェームス・ブレイドを呼んで18ホールの改造案を求めた。
ブレイドはティーやバンカーの位置、更にグリーンやバンカーの形状に幾つかの示唆を与えたが、代金はわずか10ドルであったと云う。他はブレイドと組んで工事を請け負っていたジョン・スタットへの改造費用の支払のみであった。写真は17番パー3。ヘザーと白樺の大木が新しい。トム・モリス、アリスター・マッケンジー、ジェームス・ブレイドという歴史に名を残す三人の名匠が手を入れた類稀な内陸の名コースである。しかし、残念なのは近年デーブ・トーマスとピーター・アリスが新しい18ホールを追加し、このときオリジナルの1番ホールと18番ホールを新コースへ組み入れ、ローズモントの元の姿を変えてしまったことである。しかし、本来の雰囲気は壊されていない。



































