61 ボート・オブ・ガータン・ゴルフクラブ

更新日:2008/07/05

ボート・オブ・ガータン・ゴルフクラブ
 スコットランド北部の中心都市であるインバネスからやや南の内陸へ入った山間地帯にこのゴルフコースは存在している。全長5,866ヤードでパー69と比較的短いコースであるが、易しいコースではない。コースレコードはプロがゲイリー・ハーベイの64でアマが67である。


1898年に最初に造られた9ホールは、この地域のゴルファーと南からやってくる夏場の訪問客の間で好評を博していた。その後、1930年にスコットランド出身で全英オープンを5度制したジェームス・ブレイドをロンドンから呼んで、購入された隣接の土地に新しい9ホールをつけたし、18ホールの近代的なコースに改造してもらった。その結果、スコットランドでも有数の本格的なコースに数えられるようになり、特に6番ホールは名ホールとして名高い。

 旅行を嫌ったブレイドは最初の訪問で既存9ホールの改造と新しい9ホールの基本設計を終え、以降の建設工事の全てはパートナーのジョン・スタットに任せている。ブレイドとサットンの共同作業は有名で、この2人で数多くの作品を残しているが、このボート・オブ・ガータンのコースは、その傑作の一つとみなされている。

 コースの評判は、レイアウトの素晴らしさだけではない。周りを取り囲む山々、新しい樹木、そこへ飛び出してくる野性の鹿や小鳥のさえずり。フレッシュな空気、静けさと美しさ、全て別世界のたたずまいである。北部スコットランド山岳地帯にある、類稀なヒースランドコースである。勿論、ヒースランド特有のヘザーとゴースはコースの至る所でお目にかかれる。