63 ダウンフィールド・ゴルフクラブ

更新日:2008/07/13

ダウンフィールド・ゴルフクラブ
 第2次大戦後の1950年代にその強さで有名であったオーストラリア人のピーター・トムソンは全英オープンに全部で5回優勝している。誠実な人柄から彼の言うことはゴルフ関係の多くから大変信用されていることで知られている。


 このトムソンがダウンフィールドのコースについて述べたコメントは、「美しい周りの景色と静けさに似合わず、タフな本式のコースである。」であった。彼は1972年にこのコースで開催されたスコティッシュ・オープンで始めてプレーしたのである。

 スコットランドの主要都市ダンディーの郊外にあるこの場所では20世紀の初期から9ホールのコースとしてゴルフがプレーされていた。しかし、第1次大戦の時期に農地に転じられ、1932年にやっと復活、正式に「ダウンフィールドGC」が設立された。第2次大戦後は近隣の住宅開発で混んできたため、一部土地を交換して新しく5ホールが造られた。設計は名手C.K.コットンで、この5ホールがすべて名物ホールである。

 1999年に近辺のカーヌスティーが全英オープン会場に返り咲き、ダウンフィールドはその予選会場となった。そして、このコースで予選を通過したホール・ローリーが本線の優勝者となったことは記憶に新しい。

 スコットランドで隠れた名コースの旅を続けるゴルファーにとって、このダウンフィールドのコースは欠かすことの出来ない、美しい、静かな、そしてやさしくないコースである。