66 ロイヤル・アバディーンGC

更新日:2008/07/25

ロイヤル・アバディーンGC
 北部スコットランドの大都市アバディーン郊外の海岸に位置しているこのリンクスの歴史は旧い。


クラブの結成は1780年でスコットランドで6番目に旧いが、このリンクスでゴルフが行われたのはそれよりも200年以上昔である。また、文書による記録では17世紀の中頃に、スコットランドの首都エディンバラの海岸にあった由緒あるリンクス、リース・リンクスでボール造りを行っていたジョン・ディクソンという男がこのアバディーン一帯でボールの製造と販売を許可されたと記している。

 現在のコースは“バルガウニー・コース”と呼ばれ、デン河とディー河の間に広がっている。特徴は前半のアウトが後半のインよりも400ヤード長く、中でも1番は400ヤードを超えるパー4、2番は530ヤードのパー5、3番は223ヤードのパー3とタフなホールで始まる。後半は3,000ヤードと距離はないが、通常の場合風がアゲインストでプレーそのものは極めて厳しい。コースは一見月の表面へ現れた如く、大きな起伏に満ちており、その合間にホールが続いている感じである。

 1925年すでに現役のトーナメントから離れていたジェームス・ブレードが近隣のフォーファーGCの改造に来る機会があり、ブレードにコース変更のアイディアを依頼した。几帳面なブレードは多くの改造ポイントを指摘したが、プライドの高いメンバー達はことごとくこれを拒否し、「ブレードは改造ではなくコースの見かけをきれいにしただけである。」と云い続けている。

 なお、このクラブはルールに厳しく、ロスト・ボールの玉探しは“5分以内”というルールはこのコース、クラブから始まったものである。写真は8番のグリーン周りを表す。