
これらはヒースランド・コースで、リンクスとは違った独特の雰囲気をもっている。そのひとつがこのレイディーバンクである。ヒースランド特有のヘザー、ゴース、白樺、松に囲まれた美しい18ホールのコースである。その質の高さから、セント・アンドリュースのオールド・コースで全英オープンが開催される場合には、必ず予選会場に使用されている。
コースの起源は、スコットランドのコースとしては比較的に新しく1879年のスタートである。すぐ東のセント・アンドリュースから、すでに全英オープンを4回制覇していたオールド・トム・モーリスが呼ばれて6ホールのコースを設計している。その設計料は1ポンドであったという。
その後ゴルファーの増加から1910年に9ホールへ拡大。更に、その50年後に、当時クラブの名誉理事長であったチャーリー・サムソンが18ホールに変更し、現在の姿となった。有名設計家を使ったり名物ホールを造ることもなく安値で出来あがった質の高いチャンピオンシップ・コースである。以前、フランク・シェリダンがオールド・コース・ホテルを所有していた頃、バレステロスとニクラウスの特別マッチをオールド・コースで企画したが断られ、場所をこのコースへ移した。結果はレイディーバンクの大宣伝となり、以後ビジターが絶えないという。



































