
しかし、スコットランドへのゴルフ旅行を企画し、既に殆どの名門コースを経験しているゴルファーにとっては、正しく、このコースは隠された宝石と云えよう。
ホール数は9つであるが、異なった角度と距離の2種類のティーが用意されており、同じグリーンを2回使用してワン・ラウンドとなる仕組みとなっている。それでも全体で5,555ヤードにしかならない短いコースである。しかし、プレー終了後に自分のスコアカードをチェックしてみると6,666ヤードのコースではないかと疑問を感じる。現に、ここで72を切ったのはオープン後8年経った1996年に行われたある公式競技でM.マッカイが出した71が最初であったとされている。そんなことから、ロンドン在住のキーン・ゴルファーの間では一際大きな話題となっている9ホールのコースである。
打ち上げの1番から始まって、次々に難しいホールが続く。6番と15番となるホールは距離にして420ヤード、505ヤードと変化し、ホールの性格も違ったものとなる。何と云ってもここの名物ホールは9番と18番で、それぞれ108ヤードと155ヤードと異なるが、いずれも北大西洋の荒波を眼下に見ながらの岸越えのスリリングな設定である。もし、2回とも3打で上がれば、再度訪問したくなるのは間違いあるまい。
ここではアメリカ人式に「誰の設計か」等というやぼな質問は不要である。自然の地形と素晴らしい周りの景観の中での挑戦的なゴルフ、真に人造を越えた自然の姿そのものである。

























