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更新日:2008/08/15

ベルアイル・ゴルフコース
 スコットランドの南西海岸には多くの有名リンクス・コースが並んでいる。中心都市のグラスゴーから海に沿って南へ下るとバラシー、ウエスタン・ゲール、そして全英オープンの会場として名をはせたロイヤル・トゥルーン、プレストウィック、ターンベリー・ホテルのエイルサ・コースが次々に姿を見せる。その南にはマッケンジー・ロスの名作サザーネスが横たわる。これらは全て海岸の砂丘に造られたリンクスである。


 この中に混じって、プレストウィックからターンベリーへ移動中、エアーの街外れにここに紹介する「ベルアイル・ゴルフコース」が存在する。リンクスのみを追いかけるゴルファーは、このユニークな内陸コースを見落としてしまう。

 設計者はスコットランドの東海岸出身で全英オープンを5回制覇したジェームス・ブレイドである。彼は生涯で新設と改造を含めて約200のコースを手がけているが、その几帳面な性格から殆ど駄作がない。ベルアイルは1927年に造られたパブリックの内陸コースであるが、海に近いためパークランドとリンクスの両方の性格を備えている。距離が6,477ヤードでパー72と、一見易しそうに見えるが、実際は極めて手強いコースである。400ヤードを切るパー4は8番と9番の2つしかなく、その他のパー4のホールはスコア・カードの数字以上に十分な距離を持っている。出だしは、2つのパー5で廻り易いが、3番のパー3は176ヤードの打ち上げで、グリーンの両サイドにバンカーと樹木が配置されている。ここからは厳しいホールの連続となる。16番は小川が横切るトリッキーなホールで、17番のショート・ホールも水が絡んで厄介である。18番はパー5で532ヤードと長く、しかも右へ曲がっている。隣にある「シーフィールド・ゴルフコース」の18ホールも同様のセッティングで独特の趣 を持ったクラシックなコースである。2つともミスするには惜しいコースと云ってよい。