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無線機をレンタルするときは出力と通信距離をチェック!
目次
「カタログには通信距離5kmと書いてあったのに、現場では全く繋がらなかった…」
無線機(トランシーバー)の導入で最も多いトラブルが、この「通信距離」に関する誤解です。
無線機は、出力(パワー)によって電波の飛ぶ距離が決まりますが、使用する環境(ビル街、屋内、山間部など)によってその距離は劇的に変化します。
スペックだけを信じて機種を選ぶと、現場で通信手段が確保できず、イベントや業務の進行に支障をきたす恐れがあります。
本記事では、無線機の「出力」と「通信距離」の正しい関係と、失敗しない機種選びのポイントを解説します。
通信距離と出力とは?
無線機を選ぶ際、必ず確認しなければならないスペックが「出力(送信出力)」です。
出力とは、簡単に言えば「電波を飛ばすパワー」のこと。単位はワット(W)で表され、この数値が大きいほど電波は遠くまで飛び、障害物を回り込む力も強くなります。
出力ごとの理論上の飛距離
一般的な無線機の出力と、見通しの良い場所(障害物のない平地や海上)での通信距離目安は以下の通りです。
- 0.001W(特定小電力):~100m程度
- 0.01W(特定小電力):~500m程度
- 1W(簡易無線):~2km程度
- 5W(簡易無線ハイパワー):~5km以上
「環境」による距離の減衰に注意
重要なのは、上記の距離はあくまで「理論値」であるという点です。
実際の現場には、ビル、壁、人体、地形などの「遮蔽物」が存在します。これらに電波が当たると、反射したり減衰したりするため、実際の通信距離は理論値の1/3から1/10程度まで落ちることも珍しくありません。
「とにかく出力が高ければ安心」と考えがちですが、狭い店舗内でハイパワー機を使うと混信の原因になったり、逆に広い屋外で小電力機を使うと全く届かなかったりと、ミスマッチが起こります。
「使用する範囲」と「環境(障害物の有無)」の2軸で機種を選ぶことが重要です。
通信距離別、オススメの無線機の種類を紹介
では、実際の現場ではどの機種を選べばよいのでしょうか。通信距離別に代表的な3つのタイプをご紹介します。
【近距離】特定小電力トランシーバー(~200m)
出力は0.01W(10mW)と小さいですが、免許や登録が不要で、誰でもすぐに使えます。
飲食店、アパレル店舗、クリニックのワンフロアなど、見通しのきく比較的狭いエリアでの連携に最適です。
手軽に導入できる近距離用モデルの詳細は、以下をご覧ください。
特定小電力トランシーバーの製品一覧
【中距離】デジタル簡易無線(500m~数km)
最大5Wのハイパワー出力が可能な業務用の無線機です。
特定小電力では届かない「ビルの1階から10階」「屋内と屋外」「広いイベント会場」など、障害物がある環境でも安定して通信できます。
イベント運営や工事現場、警備業務などで最も一般的に使われているタイプです。
デジタル簡易無線のラインナップは、以下よりご確認いただけます。
デジタル簡易無線登録局の製品一覧
【長距離】IP無線機(日本全国)
携帯電話(ドコモ、au、ソフトバンクなど)の通信網を利用する無線機です。
携帯の電波が入る場所であれば、北海道と沖縄のように離れていても通話が可能です。
マラソン大会、物流トラック、全国に拠点がある企業の連絡手段として選ばれています。
距離制限のないIP無線機については、以下のページで詳しく解説しています。
IP無線機の製品一覧
無線機レンタル、機種選びで困ったときには?
「自分の現場が中距離なのか長距離なのか判断できない」
「L字型の建物で、電波が届くか不安」
このように機種選びで迷った際は、自己判断で購入・レンタルする前に、プロに相談することをおすすめします。特にレンタルであれば、以下のメリットがあります。
「デモ機」で実際の現場をテストする
カタログスペックだけで判断せず、実際に使用する現場で通信テストを行うのが最も確実です。
エクセリでは、導入前に実機をお試しいただける「無料デモ機」の貸し出しを行っています。
デモ機のお申し込み手順については、以下のページをご覧ください。
無料でお試し!デモ機申込の流れ
豊富な在庫から最適な提案を受ける
レンタル会社は、数多くの現場を見てきた「通信のプロ」です。
「地下1階と地上3階で通話したい」「参加者が500人規模のイベント」といった具体的な状況を伝えるだけで、過去の実績に基づいた最適な機種と台数を提案してもらえます。
レンタルの流れやサポート体制については、以下をご確認ください。
インカム・トランシーバー・
無線機のレンタルならエクセリ
ベストな無線機を選んで、満足度を高めよう
無線機は、スタッフ間の連携を密にし、業務効率やイベントの成功を支える重要なツールです。
しかし、その効果を最大限に発揮するためには、「通信距離」と「出力」を正しく理解し、現場の環境にマッチした機種を選ぶ必要があります。
- 狭い屋内なら「特定小電力」
- 広い会場や障害物があるなら「デジタル簡易無線」
- 県をまたぐ移動や超長距離なら「IP無線機」
この基準を参考に、ぜひあなたの現場にぴったりの一台を見つけてください。
まとめ
無線機の機種選びで失敗しないためのポイントは、カタログ上の「最大飛距離」ではなく、遮蔽物を考慮した「実効飛距離」で考えることです。
安さだけで選んで「繋がらない」という事態を避けるためにも、不安な場合は必ずプロに相談し、実機でのテストを行うことを推奨します。
機種選定のご相談や、お見積もりのご依頼は、エクセリまでお気軽にお問い合わせください。















