導入を検討する際は、以下のポイントを確認することで失敗を防ぐことができます。
1. 通信距離の確認
マンションの建物内(10階程度)や、市街地で1〜2km程度の距離をカバーしたい場合は、出力の高い「デジタル簡易無線登録局」が適しています。さらに広範囲の学区全体や遠隔地と通信したい場合は、「IP無線機」が最適です。
2. バッテリーの長期保管問題
災害備蓄品として無線機を長期間保管する場合、充電式バッテリーは自然放電や過放電により、いざという時に使い物にならなくなるリスクがあります。バッテリーを定期的に充電・交換する運用体制を整えるか、「乾電池での運用」が可能な機種(SRS30やC580-MTRなど)を必ず選択肢に入れましょう。
3. 混信対策とデジタル簡易無線の増波
高出力なデジタル簡易無線登録局は、ビジネスやレジャーでも人気があるため、従来は有事の際に混信してしまう懸念がありました。しかし、総務省の告示によりチャンネル数が従来の35chから「97ch」へと大幅に増波されました。使用できるチャンネルが62波増え、さらにユーザーコードによる混信回避機能も備わっているため、最新の対応機種であれば混信の心配は極めて少なくなっています。
4. 付加機能とテスト運用の重要性
災害時の情報収集に便利なFMラジオ受信機能やGPS機能など、目的に合った機能の有無を確認してください。また、スペック上の出力や距離が同じでも、アンテナの特性や周囲の建物の影響により、実際の電波の飛び方には差が出ます。エクセリでは、ご購入前に実際の町内やマンション内で通信距離を確認できる「無料お試し機」をご用意しています。まずはテスト運用で使い勝手を確認した上で、最適な機種を選ぶことを強くおすすめします。