C-SP-6

収納する際は、まず最下段の締め付けネジキャップを緩めます。次に、付属のボス押さえ金具を使って、2箇所のストッパーをしっかりと挟み込むように押し込み、ポールをゆっくりと縮めていきます。急激な操作や無理な力を加えず、丁寧に作業を進めるようご注意ください。

C-SP-6のポールは、完全に伸ばした際にわずかに反ることがありますが、そのままの状態で固定してしまうと、ポールが折損したり、倒壊するおそれがあり、大変危険です。必ずポールが垂直にまっすぐ立っていることを確認してから固定してください。また、支線(ステーロープ)は3方向に均等に張ることが重要です。片寄った張り方をするとバランスを崩しやすくなり、設置の安全性が損なわれますので、慎重に作業を行ってください。

C-SP-6を組み立てる際は、まずポールを固定ベースに差し込み、しっかりと締め付けたうえで、一度ポールを横に倒してください。その状態で、ポールの最上段のロッドを引き出し、設置するアンテナを取付金具とともに確実に取り付けます。続けて、同軸ケーブルも忘れずに正しくセットしてください。アンテナとケーブルの取り付けが完了したら、ポールをゆっくりと起こし、垂直に立てます。 ポールが安定して自立していることを確認した後、2箇所の合わせ穴からストッパーが確実に出るように注意しながら、ポールを一段ずつ丁寧に伸ばしていきます。ポールを全て伸ばし終えたら、作業用の台などで足場を確保し、各段にある締め付けネジキャップをしっかりと締め付けて固定してください。その際、同軸ケーブルがたるんだり絡んだりしないよう、適切な間隔でテープや別売のケーブル押さえバンドを使い、ポールに沿って確実に固定しながらポールを完全に伸ばしてください。最後に、ポールを地面に固定するために、クイを木製ハンマーでしっかりと打ち込み、ステーロープを3方向にバランスよく張って、全体の安定性を確保してください。