
無線用語集
当社では、モトローラ・スタンダード・アイコム・JVCケンウッドといった無線機(インカム)を、激安価格にて販売・レンタルしています。
イベント時のみレンタルしたい、購入の前に一度試してみたいという方は是非ご連絡ください。
こちらでは、簡単な無線用語についていくつかご紹介したいと思います。
さらに詳しくは無線機の仕組みをご覧ください。
アナログ無線機
アナログ簡易業務用無線、アナログ一般業務用無線、アナログの特定小電力トランシーバーがあります。アナログ簡易業務用無線機はUHF帯35波、VHF帯9波が決められており、法人が簡易な業務用通信を目的として使用できます。
使用前に総合通信局への免許申請が必要で、免許の有効期間は5年。UHF帯のアナログ簡易業務用無線機の使用期限は2022年までで、それ以降はデジタル簡易無線免許局のデジタル波を使用しなくてはなりません。アナログ一般業務用無線機の使用期限は周波数ごとによって違います。免許申請が不要のアナログ特定小電力トランシーバーの使用期限はありません。アナログ無線機は通信距離が長いのが特徴で、主に送信出力が小さい特定小電力トランシーバーなどに使用されています。
アンサーバック
相手局が通話圏内にいるか確認するための機能です。応答がない場合にも、きちんと通信しているか確認することが出来ます。
一斉呼び出し
電波を複数の相手局に向かって送信することをいいます。同一のチャンネルを使用して交互通話を行う場合は、一斉呼び出しにて通信するのが基本です。同報通信ともいいます。
インカム
インターコミュニケーションを略した業界用語です。無線機やトランシーバーとも言いますが、業界によって言い方が変わってきます。店舗や施設によっては、ヘッドセットやイヤホンマイクを接続したものをインカムと呼ぶ場合もあります。
エマージェンシー
各無線機に割り当てられている、緊急事態や非常事態を知らせるための信号のことです。
エマージェンシーボタンを押すと、他の無線機に緊急事態を知らせることが出来ます。
簡易無線
業務で使用するために、簡易な業務連絡を行うための無線機です。法人単位で免許申請を行い利用します。UHF帯はアナログ35波とデジタル65波、VHF帯はアナログ9波、デジタル19波(データ通信9波)が使用できます。
※UHF帯のアナログ簡易業務様用無線機の使用期限は2022年まで。
申請が受理されると5年間の使用許可が出ますが、デジタル簡易無線登録局を除き申請を行った法人や団体以外への貸し出しは出来ません。
グループ呼び出し
同じチャンネル・グループ番号に設定している相手を呼び出す機能です。
個別呼び出し(選択呼び出し)
コード番号を設定した無線機の中から、通話したい相手だけ呼び出せる機能です。
周波数
音声振動や電気振動が、1秒間に何回繰り返されているかを表す単位です。周波数が高いほど電波の飛びは良くなりますが、その分障害物には弱くなります。
スプリアス基準
スプリアス基準とは電波効率をあげるため不必要な電波(不要電波)をできる限り低減させるための総務省が定める基準です。
平成19年(2007年)11月30日以前に製造された無線機は旧スプリアスの機種ですので、2017年(平成29年)12月1日以降の免許・再免許・設備変更はできません。
継続利用する場合は、無線機の買い替えが必要となります。
チャンネル(CH)
固定された周波数のことを指しており、レジャー用やビジネス用の無線機にも、それぞれ総務省が定めるチャンネルが割り当てられています。
中継器(レピーター)
広いエリアや障害物が存在するエリアで、通信距離を拡大させるための無線中継装置のことです。
デジタル無線機
無線機の通信方式のことで、デジタル無線機はアナログ無線機に比べても音質が良く、秘話性も高いのが特徴です。
しかし信号が乱れると電波を受信しなくなるため、通信エリアが確保しづらいという難点もあります。デジタル簡易無線免許局、デジタル簡易無線登録局、デジタル一般業務用無線、デジタル特定小電力トランシーバーがあります。
デュアルオペレーション
あらかじめ登録しておいた2つのチャンネルを交互に切り替え、どちらとも通信が行える機能です。
同時通話(同時中継)
電話のように、同時に会話が出来る機能のことです。通常2人まで同時通話ができますが、機種によっては10人以上で同時通話できる無線機もあります。
アンテナ
携帯型無線機のアンテナは3種類あります。
- スタビーアンテナ:短いアンテナという意味です。
- ホイップアンテナ:むちのように柔らかく指向性が無いアンテナのことをいいます。
- ヘリカルアンテナ:エンドファイヤ型、サイドファイヤ型、ノーマルモード型などがあります。
GPS
GPSとは、グローバル・ポジショニング・システム(英語: Global Positioning System)の略で、アメリカ合衆国によって運用される全地球測位システムのことです。複数のGPS衛星より発信される電波をGPS受信機で受信して位置を推定します。他にも位置情報を測位する全地球航法衛星システムは、ロシアのGLONASS、欧州のGalileo、日本の準天頂衛星システム(QZSS)などがあります。
さらに詳しくは無線機の仕組みをご覧ください。