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【デジタル簡易無線】
免許局と登録局の違いや
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免許局と登録局の違い

  デジタル簡易無線とは、デジタル通信方式を利用した無線機のことをいいます。従来のアナログ通信方式を利用した無線機と比べ、音質は良く、秘話性が高いことを特長としています。高い出力を持ち、最大5Wまで出力できますので、特定小電力トランシーバーなどではカバーできない広範囲のエリアをカバーすることができる無線機です。デジタル簡易無線には免許局と登録局があります。

  デジタル簡易無線免許局は、主に業務での連絡を目的として使用されている、「簡易業務用無線(※1)」のひとつの種類です。
電波法 第4条第4号に「第27条の18第1項の登録を受けて開設する無線局」と定義されています。
使用周波数は法令により決められておりVHFは154MHz帯のデジタル19波(※2)+アナログ9波、UHFは467MHz帯のデジタル65波+アナログ35波(アナログ35波は2024年11月30日以降は使用不可※3)となります。
出力は1W〜5Wです。
変調方式は、π/4シフトQPSK、RZSSB、4値FSKの3方式があり、相互に交信できません。

  デジタル簡易無線登録局は、レジャーおよび業務での連絡を目的として使用されています。使用周波数は法令により決められており351MHz帯のデジタル30波と上空仕様の5波となります。
また、デジタル簡易無線登録局は現在35波ですが、2023年中に増波する予定があるそうです。

※1 簡易業務用無線は、無線従事者資格が不要で、簡易(人命や財産に影響する通信は除く)な業務又は個人的用務を目的とした無線局です。対象となる電波(周波数帯)により、デジタル通信とアナログ通信の2つの方式に分類されています。
総務省令電波法施行規則第4条第1項第25号と第3条第1項第16号にて定義されています。
※2 154.5625MHz ~ 154.6125MHz は、音声以外のデータ通信等用です。
※3 アナログの350MHz帯と400MHz帯の周波数を使用した無線機は簡易無線のデジタル化に伴い、平成20年(2008年)8月の周波数割当計画の変更(平成20年総務省告示第463号)により新たにデジタル方式の簡易無線局の周波数の割当てが行われ、アナログ簡易無線局の周波数の使用期限は2024年(令和6年)11月30日までとしてきました。2024年12月1日以降にアナログ周波数での通信を行うと処罰の対象となります。
また、400MHz帯でアナログ周波数(35ch)とデジタル周波数(65ch)の両方が使用できるデュアル方式の簡易無線についても、アナログ方式の周波数の使用は令和6年(2024年)11月30日までとなりますので御注意ください。
2024年12月1日以降使用できなくなる無線機の一覧はこちら

エクセリではデジタル簡易無線免許局、登録局をどこよりもお安く"販売"、リースレンタルいたします。お気軽にお問い合わせください。

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デジタル簡易無線免許局のご購入・リースはこちら

免許局と登録局の違い

デジタル簡易無線免許局と登録局の違いは、「周波数」・「免許の有無」・「レンタルの可否」・「レジャー用通信ができるか否か」です。電波が飛ぶ距離・耐久年数・使い勝手等は、ほとんど同じです。

簡易無線ついては総務省令電波法施行規則第4条第1項第25号と第3条第1項第16号にて定義されています。

免許局 登録局
通信距離 市街地1km以上、見通しがよければ5km以上 市街地1km以上、見通しがよければ5km以上
周波数
アナログVHF:
154.4500MHz~154.6100MHz

簡易業務用無線(アナログVHF)周波数一覧

デジタルVHF:
154.44375MHz~154.55625MHz

デジタル簡易無線(デジタルVHF)周波数一覧

アナログUHF:
465.0375MHz~465.1500MHz
468.5500MHz~468.8500MHz

デジタル簡易無線(アナログUHF)周波数一覧

デジタルUHF:
467.0000MHz~467.4000MHz

デジタル簡易無線(デジタルUHF)周波数一覧

デジタルUHF:
陸上用
351.2000MHz~
351.38125MHz
上空用
351.16875MHz~
351.19375MHz

デジタル簡易無線(デジタルUHF)周波数一覧

免許 無線機1台ごとに申請式の免許が必要
※免許申請の方法についてはこちら
免許不要
登録申請書・開設届の提出が必要
※登録申請書・開設届の提出方法についてはこちら
他名義の免許・登録の無線機との通話 違法
※ただし異免許人間通信の認可を受ければ合法になります
合法
チャンネル
VHF帯:
デジタル19ch
アナログ9ch
UHF帯:
デジタル65ch
アナログ35ch
※一部アナログチャンネルもある機種がございます
UHF帯:
デジタル30ch、上空用5ch
アナログ簡易業務用無線機互換性 あり
※一部のアナログ/デジタルの両方が入っている機種のみ、互換性あり
なし
通信用途 業務用通信
業務用通信
レジャー用通信
レンタル 違法 合法
電波利用料
(非課税)
400円×局数/年 400円×局数/年
申請印紙代
(非課税)
4W/5W:
電子申請
3,050円×局数
紙申請
4,250円×局数
1W以下:
電子申請
2,550円×局数
紙申請
3,550円×局数
包括登録:
電子申請
2,150円
紙申請
2,900円
個別登録:
電子申請
1,700円
紙申請
2,300円

機種についての相談・提案はこちらから

インカム・トランシーバー・無線機の違いについての知識デジタル簡易無線についてのよくあるご質問

  1. Q デジタル簡易無線ってどんな無線機ですか?
    A デジタル簡易無線とは、デジタル通信方式を利用した無線機のことを言います。
    従来のアナログ通信方式を利用した無線機と比べ、音質は良く、秘話性が高いことを特長としています。
    高い出力を持ち、最大5Wまで出力できますので、特定小電力トランシーバーなどではカバーできない広範囲のエリアをカバーすることができる無線機です。
    デジタル簡易無線には免許局と登録局があります。

    デジタル簡易無線免許局は主に業務での連絡を目的として使用されている、「簡易業務用無線」のひとつの種類です。
    使用周波数は法令により決められておりVHFは154MHz帯のデジタル19波、UHFは467MHz帯のデジタル65波となります。
    出力は1W〜5Wです。

    デジタル簡易無線登録局はレジャーおよび業務での連絡を目的として使用されています。
    使用周波数は法令により決められており351MHz帯のデジタル30波と上空仕様の5波となります。
    出力は1W〜5Wです。

    簡易業務用無線は、無線従事者資格が不要で、簡易な業務(人命や財産に影響する通信は除く)又は個人的用務を目的とした無線局です。
    対象となる電波(周波数帯)により、デジタル通信とアナログ通信の2つの方式に分類されています。

    簡易無線のデジタル化に伴い、アナログの350MHz帯と400MHz帯の周波数を使用した無線機は2024年(令和6年)12月1日以降使用することが出来ません。
    2024年12月1日以降にアナログ周波数での通信を行うと処罰の対象となります。
    2024年12月1日以降使用できなくなる無線機の一覧はこちら

    デジタル簡易無線免許局は免許申請が、デジタル簡易無線登録局は登録申請が必要です。

    エクセリでは面倒な免許・登録の管理を行い、デジタル簡易無線をどこよりもお安く販売いたします。
    まずはお気軽にお問い合わせください。
  2. Q デジタル簡易無線の利用シーンについて
    A "デジタル簡易無線は工場・プラント、警備業、建設業、物流センター・倉庫、イベント運営、スカイスポーツ、町内会・自治体・管理組合などの災害対策(BCP)などでよく使われます。またレジャーユースの方も無線機と呼ぶ人が多いです。

    工場・プラント
    最適な機種は同時通話・交互通話などの通話方式、必要な通信距離によって違います。
    工場のBCP(危機管理)や構内の車両スピードの取締りとしても有用です。

    警備業
    警備の業務連絡にデジタル簡易無線を使用されると大変便利です。
    1号警備 (施設警備・保安警備・機械警備)、2号警備 (交通誘導・雑踏警備)、3号警備(輸送警備)、4号警備(身辺警備・緊急通報警備)のご用途に応じてお選び下さい。

    建設業
    建設現場や道路工事などでの業務連絡にデジタル簡易無線を使用すると、即座に全員に情報を伝えることができますので、大変便利です。

    物流センター・倉庫
    物流センターや倉庫での業務連絡にはデジタル簡易無線を使用すると守衛所、作業スタッフ、事務所、フォークリフト、車両との連絡がスムーズになり搬入・出荷などの作業効率が上がります。
    声が届かない場所にいるスタッフへも、ボタンを押して話すだけで一斉に作業指示を出せます。常温倉庫だけでなく、冷凍・冷蔵倉庫と事務所との通信もできます。

    イベント運営
    イベントの設営、運営、警備で受付から複数フロアの控室や舞台袖などでもつながるデジタル簡易無線を使用すると大変便利です。

    スカイスポーツ
    スカイスポーツや空撮など上空で使用可能なデジタル簡易無線がございます。
    携帯電話で電波の届かない場所でも通信ができ、一度の送信で即座に全員に情報を伝えることができます。

    町内会・自治体管理組合
    町内会・自治体・管理組合では、防災訓練(学校の体育館や公民館に設置)やお祭り等の町会の催し物の際、より多くの人と情報を共有しなければいけません。
    デジタル簡易無線では遠くに離れた相手に一斉に情報を伝達させることが出来るので、行事の運営もスムーズになります。

    災害対策(BCP)
    災害時には固定電話、携帯電話、衛星電話が混雑してつながらなくなります。
    BCP対策として緊急時の通信網の確保には、デジタル簡易無線が適しています。

    ホテル
    ホテル内のスタッフ通信で使用されます。フロント、宴会場、駐車場、客室管理などでのスタッフ連絡用です。
  3. Q 免許局と登録局ってなんですか?
    A デジタル簡易無線には、「デジタル簡易無線免許局」と「デジタル簡易無線登録局」の2種類があります。
    それぞれの違いは以下の通りで
    ・通信目的(免許局は業務用通信のみ、登録局は業務用通信とレジャー用通信)
    ・通信するために使用している周波数(免許局は465MHz帯、登録局は351MHz帯)
    ・使用できるチャンネル数(免許局は65ch、登録局は30ch)
    ・総務省への免許申請が必要か(免許局は免許申請が必要、登録局は登録申請が必要)
    ・レンタルが可能か(免許局は免許人/法人のみ使用できる、登録局は免許人以外も使用できレンタル可能)
    ・レジャー用の無線機として使用可能か(免許局は不可、登録局は可)
    ・防災用として使用可能か(免許局も登録局も使用できます)
    といった部分にあり、出力の強さや使いやすさなどに大きな差異はありません。
  4. Q 免許申請や登録申請は簡単にできますか?
    A "デジタル簡易無線免許局の免許申請やデジタル簡易無線登録局の登録申請は、基本的にご購入いただいたお客様自身で申請します。
    申請に関する方法や条件等の詳細につきましては総務省のホームページをご参照ください。
    法人・団体のお客様には、弊社にて申請代行を行っておりますので、お気軽にお申し付けください。

簡易無線 周波数一覧

デジタル簡易無線(免許局、登録局)周波数一覧

免許局UHF65ch 免許局VHF28ch 登録局30ch/登録局(上空) 5ch
1ch467MHz 154.44375MHz 351.2/351.16875(上空)MHz
2ch467.00625MHz 154.45MHz 351.20625/351.175(上空)MHz
3ch467.0125MHz 154.45625MHz 351.2125/351.18125(上空)MHz
4ch467.01875MHz 154.4625MHz 351.21875/351.1875(上空)MHz
5ch467.025MHz 154.46875MHz 351.225/351.19375(上空)MHz
6ch467.03125MHz 154.47500MHz 351.23125MHz
7ch467.0375MHz 154.48125MHz 351.2375MHz
8ch467.04375MHz 154.4875MHz 351.24375MHz
9ch467.05MHz 154.49375MHz 351.25MHz
10ch467.05625MHz 154.5MHz 351.25625MHz
11ch467.0625MHz 154.50625MHz 351.2625MHz
12ch467.06875MHz 154.5125MHz 351.26875MHz
13ch467.075MHz 154.51875MHz 351.275MHz
14ch467.08125MHz 154.525MHz 351.28125MHz
15ch467.0875MHz 154.53125MHz 351.2875MHz
16ch467.09375MHz 154.5375MHz 351.29375MHz
17ch467.1MHz 154.54375MHz 351.3MHz
18ch467.10625MHz 154.55MHz 351.30625MHz
19ch467.1125MHz 154.55625MHz 351.3125MHz
20ch467.11875MHz 154.5625MHz 351.31875MHz
21ch467.125MHz 154.56875MHz 351.325MHz
22ch467.13125MHz 154.575MHz 351.33125MHz
23ch467.1375MHz 154.58125MHz 351.3375MHz
24ch467.14375MHz 154.5875MHz 351.34375MHz
25ch467.15MHz 154.59375MHz 351.35MHz
26ch467.15625MHz 154.6MHz 351.35625MHz
27ch467.1625MHz 154.60625MHz 351.3625MHz
28ch467.16875MHz 154.6125MHz 351.36875MHz
29ch467.175MHz 351.375MHz
30ch467.18125MHz 351.38125MHz
31ch467.1875MHz
32ch467.19375MHz
33ch467.2MHz
34ch467.20625MHz
35ch467.2125MHz
36ch467.21875MHz
37ch467.225MHz
38ch467.23125MHz
39ch467.2375MHz
40ch467.24375MHz
41ch467.25MHz
42ch467.25625MHz
43ch467.2625MHz
44ch467.26875MHz
45ch467.275MHz
46ch467.28125MHz
47ch467.2875MHz
48ch467.29375MHz
49ch467.3MHz
50ch467.30625MHz
51ch467.3125MHz
52ch467.31875MHz
53ch467.325MHz
54ch467.33125MHz
55ch467.3375MHz
56ch467.34375MHz
57ch467.35MHz
58ch467.35625MHz
59ch467.3625MHz
60ch467.36875MHz
61ch467.375MHz
62ch467.38125MHz
63ch467.3875MHz
64ch467.39375MHz
65ch467.4MHz

簡易業務用無線(アナログUHF、アナログVHF)周波数一覧

アナログUHF35ch アナログVHF9ch
1ch465.0375MHz 154.45MHz
2ch465.05MHz 154.47MHz
3ch465.0625MHz 154.49MHz
4ch465.075MHz 154.51MHz
5ch465.0875MHz 154.53MHz
6ch465.1MHz 154.55MHz
7ch465.1125MHz 154.57MHz
8ch465.125MHz 154.59MHz
9ch465.1375MHz 154.61MHz
10ch465.15MHz
11ch468.55MHz
12ch468.5625MHz
13ch468.575MHz
14ch468.5875MHz
15ch468.6MHz
16ch468.6125MHz
17ch468.625MHz
18ch468.6375MHz
19ch468.65MHz
20ch468.6625MHz
21ch468.675MHz
22ch468.6875MHz
23ch468.7MHz
24ch468.7125MHz
25ch468.7250MHz
26ch468.7375MHz
27ch468.75MHz
28ch468.7625MHz
29ch468.775MHz
30ch468.7875MHz
31ch468.8MHz
32ch468.8125MHz
33ch468.825MHz
34ch468.8375MHz
35ch468.85MHz

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