AP-12

まず基盤となる四脚ベースホルダーを組み立て、しっかりと締め付けて安定させます。その後、アンテナポールをベースホルダーに差し込み、固定したら一度横に倒してください。ポールの先端を引き出してアンテナを取付金具で確実に取り付け、同軸ケーブルやステーワイヤーもセットします。準備が整ったらポールを起こし、安定していることを確認してから、一段ずつゆっくりと伸ばしてください。伸ばす際には支えビスを赤印に合わせて確実に締め付けて固定します。同軸ケーブルは適度な間隔でテープや専用バンド(別売)で固定しながら伸ばしてください。支線も四方向にバランスよく張ってください。ターンバックル(別売)を使うとより確実に張ることができます。

AP-12はロッド式の継ぎポールのため、完全に伸ばすとわずかに反ることがあります。この状態で固定すると折損や倒壊の危険があるため、設置後に周囲から確認し、まっすぐ建っているか必ず点検してください。また、支線は四方向に均等に張り、偏らないように注意することが重要です。安全のため、設置作業は複数人で行い、強風時や悪天候時には設置や調整を避けるようにしてください。

AP-12は、軽量でありながら非常に堅牢なアンテナ架設用ポールです。特殊な硬質アルミ材を使用し、さらに酸処理が施されているため、錆や腐食の心配がなく長期間安心してご使用いただけます。アンテナの設置は高所や不安定な場所での作業が多いため、AP-12を使用する際は正しい方法で安全に作業を行ってください。